私たちは、本気で、共存共栄を実現させます!!

「全体をまとめる」プロセス 

大和思想 四章  「全体をまとめる」プロセス 


 それでは、「『全体をまとめる』プロセス」について説明したいと思います。



 プロセス1 「何があっても絶対にまとめる!!」という「強い意志」を持つ


 どのような「目的」を実現させる場合でも同じですが、何らかの「目的」を本当に実現させようと思うなら、まず、はじめに、「絶対にそれを実現させる!!」という「強い意志」を持つ必要があります。


「実際に『目的を実現させること』ができるかどうか」は、「どれだけ『本気』になれるか」という、「本気度の問題」と言っても過言ではありません。

 特に、「実現させるのが困難な目的」を実現させなければならないときに、「実現できたらいいな」とか、「うまくいけば成功できる」程度にしか考えていなかったら、当然、それが実現する確率は高くなりません。

 ですから、もし、何らかの「目的」を本当に実現させようと思うなら、まず、はじめに、「絶対にそれを実現させる!!」という「強い意志」を持つ必要があるのです。


 それと同じで、もし、本当に「全体」をまとめようと思うなら、まず、はじめに、「何があっても絶対にまとめる!!」という「強い意志」を持つ必要があります。


「全体をまとめる」と口で言うのは簡単ですが、実際に、それを行なうのは簡単ではありません。

「『全体をまとめる』作業」をしていると様々な「問題」や「困難」が起こりますが、それらは、全て解決し、乗り越えなければなりませんし、「『全体をまとめる』作業」は、その「全体」が存在している限り、永遠に続けなければなりません。

 ですから、軽い気持ちで取り組んでいたら、「全体をまとめること」などできないのです。

 ですから、「全体をまとめる」ためには、まず、はじめに、「何があっても絶対にまとめる!!」という「強い意志」を持つのです。

 そして、「真剣」に「必死」に「がむしゃら」になって、「『全体をまとめる』作業」をするのです。


「『全体をまとめること』ができるかどうか」は、「どれだけ『本気』になれるか」という、取り組む人の「本気度」にかかっています。

 ですから、「全体をまとめる」ためには、まず、はじめに、「何があっても絶対にまとめる!!」という「強い意志」を持つのです。



 プロセス2 「全体の目的」を明確にする


「何があっても絶対にまとめる!!」という「強い意志」を持ったら、次に「全体の目的」を明確にします。


 世の中には、「全体の目的」が明確でないまま「全体の活動」や「『全体をまとめる』作業」をする人がいますが、「全体の目的」が明確でなければ、「『全体』を最終的に、どのような状態にすればいいのか」が分からないので、「全体をまとめること」はできません。

 ですから、「全体をまとめる」ためには、「まとめる作業」をする前に、「その全体の目的」を明確にする必要があります。


 例えば、「『家族』をまとめる」ときには、「まとめる作業」をする前に、「家族全員で協力して生きていく」という「家族の目的」を明確にします。

「『友人の集まり』をまとめる」ときには、「まとめる作業」をする前に、「有意義な時間を過ごす」「自分にはない『知識』や『感性』に触れる」等の「その友人の集まりの目的」を明確にします。

「『会社』をまとめる」ときには、「まとめる作業」をする前に、「利益を上げ、それを『会社を構成する全ての人』に分配する」という「会社の目的」を明確にします。

「『国家』をまとめる」ときには、「まとめる作業」をする前に、「国民全員の生活を安定させる」という「国家の目的」を明確にします。

 このように、「全体をまとめる」ときには、「まとめる作業」をする前に、まず「『その全体の目的』を明確にする」のです。


「全体の目的」には分かりづらいものもありますが、世の中の全ての「全体」には必ず「目的」があるので、時間をかけてじっくり考えれば必ず分かります。

 また、「全体の目的」は、一つの「全体」に一つしかありません。

 その「一つの目的」をよく考えて明確にするのです。

「全体の目的」が明確でなければ、「『全体』を最終的に、どのような状態にすればいいのか」が分かりません。

 ですから、「プロセス2」では、「『全体の目的』を明確にする」のです。



 プロセス3 「全体がまとまっている状態(全体が『共存共栄の世の中』を維持しつつ、『その全体の目的』を実現している状態)」を具体的に描き出す


「全体の目的」を明確にしたら、次に、「その『全体』がまとまっている状態」を具体的に描き出します。


 ここで言う「『全体がまとまっている状態』を具体的に描き出す」とは、「『その全体がまとまっている状態(その全体が、共存共栄の世の中を維持しつつ、その全体の目的を実現している状態)』における、『その全体を構成する全ての要素(その全体を成り立たせている全ての要素)の状態』を具体的に描き出す」ということです。


 例えば、「『家族がまとまっている状態』を具体的に描き出す」とは、「その『家族』がまとまっている状態(その『家族』が『共存共栄の世の中』を維持しつつ、『その家族の目的』を実現している状態)」であるためには、「役割分担」「家族のルール」「コミュニケーションのあり方」「住んでいる建物」等の「その『家族』を構成する全ての要素(その『家族』を成り立たせている全ての要素)」は、どのような状態であるべきかを調べ、考えて、具体的に描き出すということです。

 つまり、「家族」には、「家族全員で協力して生きていく」という「目的」があるので、「『共存共栄の世の中を維持しつつ、家族全員で協力して生きていくこと』ができている状態」であるためには、「その『家族』を構成する全ての要素」は、どのような状態であるべきかを様々な手段を使って調べ、考えて、具体的に描き出すということです。


 また、「『会社がまとまっている状態』を具体的に描き出す」とは、「その『会社』がまとまっている状態(その『会社』が『共存共栄の世の中』を維持しつつ、『その会社の目的』を実現している状態)」であるためには、「収支」「経営目標」「役割分担」「生産の仕組み」「販売方法」「社員教育」等の「その『会社』を構成する全ての要素(その『会社』を成り立たせている全ての要素)」は、どのような状態であるべきかを調べ、考えて、具体的に描き出すということです。

 つまり、「会社」には、「利益を上げ、それを『会社を構成する全ての人』に分配する」という「目的」があるので、「『共存共栄の世の中を維持しつつ、利益を上げ、それを会社を構成する全ての人に分配すること』ができている状態」であるためには、「その『会社』を構成する全ての要素」は、どのような状態であるべきかを様々な手段を使って調べ、考えて、具体的に描き出すということです。


 また、「『国家がまとまっている状態』を具体的に描き出す」とは、「その『国家』がまとまっている状態(その『国家』が『共存共栄の世の中』を維持しつつ、『その国家の目的』を実現している状態)」であるためには、「政治システム」「経済システム」「法律のあり方」「教育のあり方」「メディアのあり方」等の「その『国家』を構成する全ての要素(その『国家』を成り立たせている全ての要素)」は、どのような状態であるべきかを調べ、考えて、具体的に描き出すということです。

 つまり、「国家」には、「国民全員の生活を安定させる」という「目的」があるので、「『共存共栄の世の中を維持しつつ、国民全員の生活を安定させること』ができている状態」であるためには、「その『国家』を構成する全ての要素」は、どのような状態であるべきかを様々な手段を使って調べ、考えて、具体的に描き出すということです。


 このように、「『全体がまとまっている状態』を具体的に描き出す」とは、「『その全体がまとまっている状態(その全体が、共存共栄の世の中を維持しつつ、その全体の目的を実現している状態)』における、『その全体を構成する全ての要素(その全体を成り立たせている全ての要素)の状態』を具体的に描き出す」ということなのです。


「全体がまとまっている状態」を具体的に描き出さなければ、「『全体』を具体的に、どのような状態にすればいいのか」が分からないので、「全体をまとめること」はできません。

 逆に、「『全体がまとまっている状態』を具体的に描き出すこと」ができれば、後は、「全体」を「その状態」にするだけで、その「全体」は「まとまる」のです。

 ですから、「プロセス3」では、「『全体』がまとまっている状態」を具体的に描き出すのです。



 ところで、この「全体がまとまっている状態」は、「全体の状態」や「全体を取り巻く環境」が変化したら、それに伴って少なからず変化します。

 ですから、「全体の状態」や「全体を取り巻く環境」が変化したら、その都度、「その変化に対応した『全体がまとまっている状態』」を具体的に描き出す必要があります。


 例えば、「家族」の場合、「家族を構成する人」の「年齢」が変われば、「役割分担」や「家族のあり方」は少なからず変わるはずですし、誰かが病気や怪我で「自分の役割」を果たせないときも、「役割分担」は変わるはずです。

 また、仕事が順調でなくなり収入が減ったら、贅沢をしないで出費を抑え、その状況に見合った生活をする必要があるので、やはり「家族のあり方」は変わります。


 このように、「全体がまとまっている状態」は、「その全体の状態」や「その全体を取り巻く環境」が変化したら、それに伴って少なからず変化するのです。

 ですから、「全体の状態」や「全体を取り巻く環境」が変化したときには、新ためて、「その変化に対応した『全体がまとまっている状態』」を具体的に描き出す必要があるのです。



 プロセス4 「全体の現状」を正確に把握する


「全体をまとめる」ためには、「プロセス3」で描き出した「全体がまとまっている状態」と「全体の現状」を照らし合わせて、「まとまっていない部分」を「まとまっている状態」に変える必要があります。

 ですから、「プロセス4」では、「全体の現状」、つまり「『全体を構成する全ての要素(全体を成り立たせている全ての要素)』の現状」を正確に把握します。


 世の中には、「現状」が「望んでいない状態」のときや、「望んでいない状態である」と思い込んでいるときに、「現状」から反射的に目をそらしてしまい、直視できない人がいます。

 ですが、「現状」を直視しなければ、「『全体』が『まとまっている』のか『まとまっていない』のか」「具体的に、どこが、どうまとまっていないのか」が分かりません。

 そして、それが分からないので、「具体的に『全体をまとめる』作業」ができません。

 ですから、「全体をまとめる」ためには、たとえ、「現状」が「目をそらしたくなるようなもの」でも、無理矢理にでも直視し、正確に把握する必要があるのです。


 一度「現状から目をそらす癖」がついてしまうと、「現状」の良し悪しに関係なく、反射的に目をそらすようになってしまいます。

 そういう人にとっては、「現状を直視すること」は恐ろしいことなのかもしれません。

 ですが、「安心感」を得たいがために目をそらしていたら、逆に、「本当の安心感(『全体がまとまること』によって得られる安心感)」は、いつまでたっても得られないのです。

 ですから、「全体をまとめる」ためには、たとえ、どのようなことがあっても、自分をしっかりコントロールし、「現状」を直視する必要があるのです。

 そして、「現状」を正確に把握する必要があるのです。


「全体をまとめる」ためには、「プロセス3」で描き出した「全体がまとまっている状態」と「全体の現状」を照らし合わせて、「まとまっていない部分」を「まとまっている状態」に変える必要があります。

 ですから、「プロセス4」では、「全体の現状」、つまり「『全体を構成する全ての要素(全体を成り立たせている全ての要素)』の現状」を正確に把握するのです。



 プロセス5 「プロセス3」で描き出した「全体がまとまっている状態」と「プロセス4」で把握した「全体の現状」を照らし合わせて、「まとまっていない部分」を「まとまっている状態」に変える


「プロセス3」で「全体がまとまっている状態」を具体的に描き出し、「プロセス4」で「全体の現状」を正確に把握したら、最後に、それらを照らし合わせて「まとまっていない部分(『全体がまとまっている状態』を成り立たせなくしている部分)」を「まとまっている状態(『全体がまとまっている状態』を成り立たせることができる状態)」に変えます。


 例えば、「家族をまとめる」ときには、「プロセス3」で描き出した「その『家族』がまとまっている状態」と「プロセス4」で把握した「その『家族』の現状」を照らし合わせます。

 そして、もし、「役割分担」「家族のルール」「コミュニケーションのあり方」が、「まとまっていない部分(『その家族がまとまっている状態』を成り立たせなくしている部分)」であるなら、それらを「まとまっている状態(『その家族がまとまっている状態』を成り立たせることができる状態)」に変えます。


 また、「会社をまとめる」ときには、「プロセス3」で描き出した「その『会社』がまとまっている状態」と「プロセス4」で把握した「その『会社』の現状」を照らし合わせます。

 そして、もし、「経営目標」「販売方法」「社員教育」が「まとまっていない部分(『その会社がまとまっている状態』を成り立たせなくしている部分)であるなら、それらを「まとまっている状態(『その会社がまとまっている状態』を成り立たせることができる状態)」に変えます。


 また、「国家をまとめる」ときには、「プロセス3」で描き出した「その『国家』がまとまっている状態」と「プロセス4」で把握した「その『国家』の現状」を照らし合わせます。

 そして、もし、「政治システム」「法律のあり方」「教育のあり方」「メディアのあり方」が、「まとまっていない部分(『その国家がまとまっている状態』を成り立たせなくしている部分)」であるなら、それらを「まとまっている状態(『その国家がまとまっている状態』を成り立たせることができる状態)」に変えます。


 このように、「プロセス5」では、「プロセス3」で描き出した「全体がまとまっている状態」と「プロセス4」で把握した「全体の現状」を照らし合わせて、「まとまっていない部分(『全体がまとまっている状態』を成り立たせなくしている部分)」を、「まとまっている状態(『全体がまとまっている状態』を成り立たせることができる状態)」に変えるのです。


「プロセス3」で「全体がまとまっている状態」を具体的に描き出し、「プロセス4」で「全体の現状」を正確に把握したら、後は、この作業を行なうだけで、「全体をまとめること」ができるのです。



 さて、これが「『全体をまとめる』プロセス」なのです。


 これは、「『全体をまとめる』作業」の「本質的なもの」なので、当然のことと言えば当然のことです。

 ですが、これら全てをしっかり行なうのは簡単ではありません。


 例えば、「全体の目的」には、「会社の目的」のように分かりやすいものもありますが、「家族の目的」「友人の集まりの目的」「国家の目的」「人類の目的」のように、分かりづらいものもあります。

 分かりづらいと言うより、そもそも、それらを考えたことがある人は、あまりいないと思います。

 ですが、「目的」が明確でなければ、「『全体』を最終的に、どのような状態にすればいいのか」が分からないので、「全体」をまとめようがありません。

 ですから、「全体の目的」は、時間をかけてでもよく考え、明確にしなければなりません。


 また、「『全体がまとまっている状態』を具体的に描き出す作業」は、それを「正確に描き出す」必要性から、時間をかけてしっかり調べ、考える必要があります。

 ですから、この作業は、「全体」の規模が大きければ、それだけで、もの凄い時間と労力がかかります。


 また、「『全体の現状』を正確に把握する作業」も、短時間行なっただけでは正確に把握できないので、必然的に時間がかかります。


 また、「『全体をまとめる』作業」は、「一時的」に行なうものではなく、「全体」が存在している限り、永遠に「続ける」必要があります。


 また、実際に「全体をまとめる」ときには、必要なら何度でも前のプロセスに戻って、そのプロセスをやり直す必要があります。

 例えば、「プロセス5」の「『全体がまとまっている状態』と『全体の現状』を照らし合わせて、『まとまっていない部分』を『まとまっている状態』に変える作業」をしているときに、「『全体がまとまっている状態』が具体的に描き出せていないこと」に気付いたら、「プロセス3」に戻って、「『全体がまとまっている状態』を具体的に描き直す」必要がありますし、「『全体の現状』が正確に把握できていないこと」に気付いたら、「プロセス4」に戻って、「『全体の現状を正確に把握する作業』をもう一度行なう」必要があります。

 このように、実際に「全体をまとめる」ときには、必要なら何度でも前のプロセスに戻って、そのプロセスをやり直す必要があるのです。


 これらのことから分かるように、ここで説明した「『全体をまとめる』プロセス」は、当然のことと言えば当然のことなのですが、これら全てをしっかり行なうのは簡単ではないのです。

 ですが、これこそが「『全体をまとめる』作業」の「本質的なもの」なので、このプロセスに従って「『全体をまとめる』作業」を徹底して行なえば、誰でも、どのような「全体」でも、必ず「まとめること」ができるのです。


「全体をまとめる」ということを漠然と捉えているだけでは、「何から始めればいいのか」「どのように作業を進めればいいのか」が分からないので、「全体をまとめること」はできません。

 ですから、「全体をまとめる」ためには、「『全体をまとめる』プロセス」をしっかり理解する必要があるのです。


「大和思想」においては、「普段自分が関わっている『全体』をまとめること」が根本的に重要ですが、この「『全体をまとめる』プロセス」に従って作業を進めれば、誰でも、「普段自分が関わっている『全体』をまとめること」ができます。

 ですから、ここで理解したことは、絶対に忘れないでください。

 そして、「何があっても絶対にまとめる!!」という「強い意志」を持って、あなたが関わっている様々な「全体」をまとめてほしいと思います。


続きを読む ⇒ 「共存共栄の世の中」を実現させるプロセス

目次へ戻る