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男女は互いに「思いやり」を持って接する

大和思想 六章  男女は互いに「思いやり」を持って接する


「『共存共栄の世の中』を実現させ、維持する」ためには、「男女は互いに『思いやり』を持って接する」という「『人間関係』のルール」が必要になります。


 世の中には、「男性」と「女性」がいますが、それぞれの「性質」には違いがあります。

 また、その「性質」の違いから、さらなる「性質」「考え方」「生き方」等の違いが生まれます。


 例えば、基本的には「男性」は「女性」より力が強いので、「女性」に対して横柄になりがちです。

「女性」は、その中で生活しているため、「男性」より、少なからず「したたか」になります。


 また、「女性」の体は、子供を産み、育てるようにできているため、体を大切にする必要がありますが、「男性」は、その必要がないため、行動の面で「女性」より活発になります。


 また、「男性」は、「女性」より物事を追求する「欲」が強く、「女性」は、「男性」より「『運命』を受け入れる感覚」があります。


「男性」と「女性」には、このような違いがありますし、これらから、さらなる違いが派生するので、「男性」と「女性」には様々な違いがあるのです。



 さて、「男性」と「女性」には様々な違いがあるので、「男性」にとっても「女性」にとっても、異性のことを理解するのは簡単ではありません。

 ですから、「男性」と「女性」は、得てして、それが原因で「対立」しがちです。

 また、「男性」と「女性」には、「恋愛感情」や「嫉妬」といった「感情」がからむので、よけい「対立」しやすくなります。

 ですが、もし、「『男女が対立すること』が当然の世の中」になってしまったら、「男性」も「女性」も「幸福」になれなくなります。


 単純に考えると、世界の人口の半分が「男性」で、残りの半分が「女性」です。

 ですから、もし、「『男女が対立すること』が当然の世の中」になってしまったら、「世界の半分の人」と「残りの半分の人」が「対立」することになります。

 また、世界中の「恋人」や「夫婦」が「対立」することになり、その結果、家庭が崩壊し、世の中が滅茶苦茶になってしまいます。


 このことから分かるように、「『男女が対立すること』が当然の世の中」になってしまったら、「男性」も「女性」も「幸福」になれなくなるのです。

 ほとんどの人は、考えたことがないかもしれませんが、「男女が『対立』すること」は、世の中の全ての人の「幸福」に関わる重大な問題なのです。



 さて、「『男女が対立すること』が当然の世の中」になってしまったら、「男性」も「女性」も「幸福」になれなくなるので、「『共存共栄の世の中(全ての人が幸福を感じられる世の中)』を実現させ、維持する」ためには、「男性」と「女性」を「対立」させないようにするための「『人間関係』のルール」が必要になります。

 この、「『人間関係』のルール」が、「男女は互いに『思いやり』を持って接する」という「ルール」です。


「男性」と「女性」には様々な違いがあるので、異性のことを理解するのは簡単ではありません。

 ですが、たとえ理解するのが難しくても、「『男性』と『女性』には様々な違いがあること」や「理解するのが難しい部分があること」を理解し、それを受け入れ、常に、互いに「思いやり」を持って接していれば、根本的な部分から「対立」することはありません。


「男性」と「女性」には、それぞれの「長所、短所」「向き、不向き」があります。

 また、「『男性』にとっては『面白いこと』でも『女性』にとっては『面白くないこと』」がありますし、その逆のこともあります。

 また、「『男性』にとっては『関心があること』でも『女性』にとっては『関心がないこと』」がありますし、その逆のこともあります。

 このような「違い」があることを理解し、それを受け入れ、常に、互いに「思いやり」を持って接していれば、根本的な部分から「対立」することはないのです。


 人によっては、異性の気持ちを理解しようとしなかったり、異性との関係を「駆け引き」のように考えて、「『思いやり』のない接し方」「自分本位な接し方」をしてしまいますが、そのような「接し方」をしていたら、当然、相手と「対立」することになります。

 また、世の中の全ての人が、そのような「接し方」をしていたら、世の中の全ての「男性」と「女性」が「対立」することになります。

 そして、その結果、世の中の全ての人が「幸福」になれなくなるのです。

 ですから、「『共存共栄の世の中』を実現させ、維持する」ためには、「男性」と「女性」を「対立」させないようにするための「『人間関係』のルール」が必要になるのです。

 つまり、「男女は互いに『思いやり』を持って接する」という「『人間関係』のルール」が必要になるのです。


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