※ここで言う「思想」とは、「その人の『生き方』や『行動』を決定付けている考え」「その人が『生き方』や『行動』を決定するときに『判断の基準』にしている考え」という意味です。
この「思想」は、「私が持っている思想は○○である」と、一言で言えるものだけではありません。
「『男らしさ』『女らしさ』という考え」「その地域特有の考え」「宗教の思想」「文化に根ざした思想、考え」「自分が関心がある生き方、考え方」「『マンガ』や『アニメ』の『登場人物』や『キャラクター』の生き方、考え方」「『今時』や『普通』という考え」等も、ここで言う「思想」に含まれています。
また、その「思想」を持っている人は、「意識している」「していない」にかかわらず、その「思想」を「判断の基準」にし、それに則った「生き方」や「行動」をしています。
人間は、全ての人が、自分の考えを持った「独立した個人」なので、基本的に、全ての人は、「自分の考え」「自分の価値観」「自分の世界観」等を持っています。
つまり、全ての人は、何らかの「思想」を持っています。
この「思想」ですが、「思想」と「その『思想』を持っている人の行動」と「その『行動』の結果起こること」は関連しています。
ここで言う「思想」は、「その人の『生き方』や『行動』を決定付けている考え」「その人が『生き方』や『行動』を決定するときに『判断の基準』にしている考え」のことなので、「思想」と「その『思想』を持っている人の行動」は関連しています。
例えば、「『自分さえ良ければいい』という考え(思想)」を持っている人は、あらゆる場面で、「『自分勝手』な『わがまま』な行動」をします。
また、「『共存共栄の世の中を維持して生きる』という考え(思想)」を持っている人は、あらゆる場面で、相手を「尊重」し、「気遣い」をし、「調和を乱さない行動」をします。
また、「『目的を実現させるためには努力をする必要がある』という考え(思想)」を持っている人は、「目的」を実現させるときには、必ず「努力」をします。
このように、「思想」と「その『思想』を持っている人の行動」は関連しているのです。
また、「その『思想』を持っている人の行動」と「その『行動』の結果起こること」も関連しています。
例えば、あらゆる場面で「『自分勝手』な『わがまま』な行動」をしていると、その結果、「信用」を失ったり、みんなに嫌われたり、「人間関係」が悪くなったりします。
また、あらゆる場面で相手を「尊重」し、「気遣い」をし、「調和を乱さない行動」をしていると、その結果、みんなに「信用」されたり、みんなに好かれたり、「人間関係」が良くなったりします。
また、何らかの目的を実現させるときに、必ず「努力」をしていると、その結果、「努力」をしない場合より「いい結果」を得ることができます。
このように、「その『思想』を持っている人の行動」と「その『行動』の結果起こること」も関連しているのです。
このように、「思想」と「その『思想』を持っている人の行動」も、「その『思想』を持っている人の行動」と「その『行動』の結果起こること」も関連しているのです。
ですから、このことから、「『思想』と『その思想を持っている人の行動』と『その行動の結果起こること』は関連している」と言えるのです。
また、この関連性は、個人のみに当てはまることではなく、集団にも同じように当てはまります。
例えば、「『自分さえ良ければいい』という考え」を持っている100人の集団があるとします。
そのような「考え(思想)」を持っている人達は、あらゆる場面で「『自分勝手』な『わがまま』な行動」をするので、その結果、その集団は、「まとまりがない状態」になります。
また、「『共存共栄の世の中を維持して生きる』という考え(思想)」を持っている100人の集団があるとします。
そのような「考え(思想)」を持っている人達は、あらゆる場面で相手を「尊重」し、「気遣い」をし、「調和を乱さない行動」をするので、その結果、その集団は、「まとまりがある状態」になるのです。
さて、このような関連性を理解すると、「人間社会の状態」が、世の中の多くの人が持っている「思想」が原因でつくりだされていることが分かると思います。
世の中に存在する全ての「建造物」「工業製品」「科学技術」「芸術作品」「社会システム」等、「人間社会を構成する全てのもの」は、人間がつくりだしています。
また、「政治活動」「経済活動」「社会活動」「文化活動」「教育」等、「人間社会において行なわれる全ての活動」は、人間が行なっています。
そして、それらを行なっている人間の「生き方」や「行動」を決定付けている「考え」が「思想」なのです。
ですから、もし、世の中の全ての人が「まともで正しい思想」を持っていれば、そういう人達は、「まともで正しい行動」をし、「まともで正しい社会」をつくり、「まともで正しい運営」をするので、「人間社会を構成する全てのもの」「世の中で起こる全ての出来事」「人間社会そのもの」は、「まともで正しいもの」になりますし、逆に、世の中の全ての人が「間違った悪い思想」を持っていたら、そういう人達は、「間違った悪い行動」をし、「間違った悪い社会」をつくり、「間違った悪い運営」をするので、「人間社会を構成する全てのもの」「世の中で起こる全ての出来事」「人間社会そのもの」は、「間違った悪いもの」になるのです。
このようなことから、「人間社会の状態」は、世の中の多くの人が持っている「思想」が原因でつくりだされていることが分かるのです。
今の世界には、戦争、人口増加、貧困の増加、格差の拡大、環境破壊等の問題があります。
また、2022年に日本で起きた殺人事件は853件、強盗は1,148件、強制性交等は1,655件、自殺者は21,881人、完全失業率は2.6%、ホームレスは3,448人でした。
また、令和3年度に全国の小、中、高、特別支援学校で認知された「いじめ」の件数は615,351件でした。
「思想」と「その『思想』を持っている人の行動」と「その『行動』の結果起こること」は関連しているので、このことから、このような問題が起きている原因は、世界の多くの人、もしくは、影響力がある立場の人が、このような状況を作り出す「思想」を持っているからだと言えます。
具体的には、「『自分さえ良ければいい』という考え(思想)」「『自分たちさえ良ければいい』という考え(思想)」を持っているからだと言えるのです。
さて、人間は、全ての人が、「社会を構成する一員」「社会を支える重要な存在」なので、世界の全ての人は、大切に扱われるべきであり、邪険に扱われるべきではありません。
また、そのことから、世界の全ての人には、「幸せを感じることができる、安心、安全な社会で暮らす権利」「幸せを感じることができる、安心、安全な社会を求める権利」があると、私は考えています。
そして、このことから、私は、「世界は、全ての人が幸せを感じられる、『共存共栄の世の中』であるべきである」と考えています。
この「共存共栄の世の中」を実現させるためには、世界の多くの人は、どのような「思想」を持って生きる必要があるのでしょうか?
それは、もちろん、「共存共栄の世の中を維持して生きる」という「思想」です。
人間は、全ての人が、自分の考えを持った「独立した個人」なので、全ての人は、「自分の考え」「自分の価値観」「自分の世界観」等を持っています。
そして、全ての人は、自分で考え、自分で判断し、自分の思うように、自由に生きたいと思っています。
それはそれで、とても重要なことなのですが、「共存共栄の世の中」を実現させ、維持するためには、あくまで「共存共栄の世の中」が維持できる範囲内で、自由に生きる必要があります。
「共存共栄の世の中を維持して生きる」というところは押さえつつ、その範囲内で、自分の思うように、自由に生きる必要があるのです。
つまり、「共存共栄の世の中を維持して生きる」という「思想」を持って生きる必要があるのです。
「思想」と「その『思想』を持っている人の行動」と「その『行動』の結果起こること」は関連しています。
ですから、「共存共栄の世の中」を実現させるためには、世界の多くの人が、「共存共栄の世の中を維持して生きる」という「思想」を持って生きる必要があるのです。
ですから、私は、「共存共栄実現プロジェクト4」として、「世界の全ての人が『共存共栄の世の中を維持して生きる』という『思想』を持って生きるようにすること」を提案しているのです。
続きを読む ⇒ 共存共栄実現プロジェクト5、「大和思想」を世界に広める